令和元年霜月14日、人見神社 大嘗祭当日祭をご奉仕申し上げました。
陛下の新たな御代への奉祝として、浦安の舞を奉納いたしました。
当社では舞は元より、雅楽の奉奏も大神様への御饌の一つであるとの考えの元、
楽太鼓、笙、笛、琴、そして歌物、
全て生演奏を祭典中に取り入れ、稽古を積んだ神職と巫女により大祭奉仕に臨んでおります。
雅楽の稽古につきましては、月に一度、人見雅楽会として人見神社社務所にて講師を迎え稽古をしております。ご興味のある方はお気軽にお尋ねくださいね。
また、今回の巫女舞は大御代の弥栄を祈念し、浦安の舞を奉奏いたしました。
巫女の天冠にあしらったのはりんどうの花です。君津駅側のお花屋さん、秋香園さまにて御用意頂きました。大変丁寧にご案内を頂き、文字通り祭典に華を添える事が出来ました。感謝申し上げます。
人見、神戸、大和田を始め、十七ケ村の氏子地域の皆様は元より、崇敬者御一同様に大神様のご加護のあります事をご祈念申し上げます。
平成30年に発足した人見神社再建五十周年記念事業は、令和2年に第一期工事として本殿塗装を完了しました。この成果は、台風被害やコロナ禍といった困難を乗り越え、氏子や近隣企業の皆様の多大なるご支援によって成し得たものです。心より感謝申し上げます。
創建から1053年を迎えた人見神社は、幾多の災害や疫病を乗り越え、地域の平和と安寧を祈る場としてその役割を果たしてきました。
歴史の厳しい淘汰の中で残った物には、必ず意味と価値があります。私達は、後世へそれを伝え残す責務があります。
どうかお気持ちのある皆様方のお力添えにより、この人見神社がよりよい形で未来へと繋がっていく事を切に祈念致します。何卒、ご理解ご協力をお願い申し上げます。