令和七年お正月について
獅子山の頂に鎮まる二総六妙見の一つ
房総の妙見 人見神社
人見神社は小糸川の河口、
東京湾をのぞむ獅子山(人見山)の頂に鎮まり、
古来より二総六妙見の一社として
人々の篤い崇敬を受けてきました。
(上総の人見神社・久留里神社・横田神社、
下総の千葉神社・印西妙見宮・飯高妙見宮)
古く、日本武尊が相模から
房総へむかう海上で嵐に遭ったとき、
妃の弟橘姫命は自ら海中に身を投じて
龍神の怒りを解き、
暴風を鎮めたといいます。
無事、上総へ渡った武尊は
獅子山に登り、妃を追慕しつつ海路を
「不斗(ふと)見そらし給う」たので
「ふとみ」すなわち「人見(ひとみ)山」と
なったといわれています。

