2月10日、人見神社再建50周年記念事業であります第一期工事開始に先だちまして、境内にて工事安全祈願祭を御斎行申し上げました。
二月らしい空気の澄んだ気持ちの良いお日柄となりました。斎主祝詞奏上の後、社殿の四隅をお祓いして参ります。
続いて玉串の奉奠です。
獅山会会長殿、
施工、株式会社カナメ代表殿、
人見神社 社家代表殿、
納めに、神社氏子総代代表殿。
御一同様に玉串を頂き、工事安全、無事の竣工を祈願致しました。
皆様、この度のご参列誠にありがとうございました。
安全祈願後、早速社殿に足場が組まれ、境内の雰囲気が大きく変わりました。驚かれる方もいらっしゃいますが、神様は遷座先の社務所にいらっしゃいます。ご祈願、御守御札御朱印の授与等に変更はありませんので、ご心配なくお参り下さい。
今年7月迄には竣工の予定です。工事の安全無災害を心より祈念いたしております。
平成30年に発足した人見神社再建五十周年記念事業は、令和2年に第一期工事として本殿塗装を完了しました。この成果は、台風被害やコロナ禍といった困難を乗り越え、氏子や近隣企業の皆様の多大なるご支援によって成し得たものです。心より感謝申し上げます。
創建から1053年を迎えた人見神社は、幾多の災害や疫病を乗り越え、地域の平和と安寧を祈る場としてその役割を果たしてきました。
歴史の厳しい淘汰の中で残った物には、必ず意味と価値があります。私達は、後世へそれを伝え残す責務があります。
どうかお気持ちのある皆様方のお力添えにより、この人見神社がよりよい形で未来へと繋がっていく事を切に祈念致します。何卒、ご理解ご協力をお願い申し上げます。