人見神社の歴史は古く、文献によると天慶3年(940)平忠常が上総介として赴任した折に、武蔵国より北辰妙見の神霊を上総・下総各地に勧請しました。その中の代表的一社が当社です。千葉県内でこの獅子山程の高い山頂に鎮座する妙見社は当社のみであり、当時の勧請も「宇宙の根源神」と讃えられてきた祭神の神威を仰いだものと推察されます。
治承4年(1180)に源頼朝が安房より上総を経て東上の折、奉幣祈願の誠を捧げたと伝えられています。
元禄4年(1691)には当地方の領主、小笠原彦太夫より太刀一振の奉納があり、現在は大多喜城に寄詫しております。江戸時代には、近郷十七ヶ村の総鎮守となり、開運・殖産・農業・漁業また沖を航行する船舶の海上安全の守護神としても崇められてきました。
先の社殿の彫刻は名工「波の伊八」の作といわれ、荘厳なものでありましたが浮浪者の不審火により焼失してしまいました。
現在の社殿は、先人達が敬神の証として、今から45年前の昭和46年(1971)に耐震耐火構造で建造したものです。一般では約20年での社殿の塗り替えが通例ではありますが、永い歳月を経た今日では老朽化が進み、神社の尊厳護持にも影響を及ぼすと共に、神徳の発揚までもが損なわれる恐れを感じます。
そこで、平成30年6月に獅山会会長をはじめ氏子崇敬者らによる改修準備委員会を発足し協議を重ねてまいりました。
この歴史ある社殿の原型を損なうことなく子々孫々に継承すべく、この程改修工事を執り行う運びとなりました。昨今の世情不景気を鑑み、募財期間を5年間と致しました。何卒この趣旨ご理解賜りまして、氏子崇敬者の皆様のお力添えにより本殿改修工事建設費用の御奉賛を賜りたく御願い申し上げます。
人見神社宮司 宮嵜博之
工事概要
1. | 本殿の改修 |
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2. | 表参道改修 |
3. | 本殿塗装及び美装 |
4. | その他付帯工事 |
施工・栃木県宇都宮市平出工業団地38‐52 株式会社 カナメ
事業期間 | 平成31年〜平成35年 |
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改修金額 | 80,756,000円 |
見積もり額 | 本殿屋根 | 41,796,000円 |
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本殿塗り替え | 12,960,000円 | |
本殿増築工事 | 20,000,000円 | |
表参道改修 | 6,000,000円 |
人見神社再建五十周年記念 境内総合 整備事業委員会(順不同)
人見神社 宮司 | 宮嵜 博之 |
顧 問 | 衆議院議員 浜田 靖一 |
君津市市長 石井 宏子 | |
君津市商工会議所 会頭 野村 進一 | |
千葉県神社総代会 副会長 秋元 秀夫 | |
君津市市議会 議長 鈴木 良次 | |
実行委員長 | 守 廣司 |
副実行委員長 | 新日鐵住金㈱君津製鉄所 |
旧十七ヶ村氏子総代 | |
人見自治会長 | |
神門自治会長 | |
大和田自治会長 | |
大和田団地自治会長 | |
獅 山 会 | |
人見神社氏子総代 | |
常任委員 | 守 俊樹 |
石井 宣夫 | |
守 民男 | |
宮崎 孝夫 | |
斉藤 正 | |
守 八郎 | |
鳥居 雄輔 | |
高橋 勇 | |
向井 三男 | |
榎本 雅和 | |
川名 正志 | |
鳥居 正寛 | |
石井 智浩 | |
守 吉男 | |
刈込 詔司 | |
三浦 史雄 | |
守 敏男 | |
金野 優也 | |
石井 正二 | |
監 査 | 平野 公三 |
平野 清 | |
会 計 | 高橋 勇 |
向井 三男 | |
事務局 | 宮嵜 慎 |
宮嵜 奈々子 |
ご奉賛のお願い
募 集 | 一口 3万円 |
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宮元である人見・神門・大和田の氏子家庭は一口3万円(一括・分割可)の目標額と致します。
宮元である人見・神門・大和田に新たにお住まいの方々(数年前に越してきた等)には人見神社は第二の故郷の神様であります。お気持ちがありましたら一口5千円をお願いいたします。
十七ヶ村の氏子家庭の皆様については各々地区の氏神様をもち護持運営をされている関係上一口5千円とします。
一般の方にもお気持ちがありましたら一口5千円のご寄付をお願いいたします。
※口数に応じて記念品贈呈・御芳名境内掲示等させていただきます。
奉賛金申し込み方法
必要事項をメールフォームにて送信頂き、指定の銀行口座にご送金ください。振込先銀行口座
JAきみつ周西(すさい)支店
店舗番号 4909-008 口座番号 普通 0047565
人見神社再建整備事業委員会